レット・ゴー(手放す)



2008年03月05日

レット・ゴー(手放す)

レイキ伝授のこのはなさくやです。





ちょっとまたおもしろい体験をしました。




実は先週のきょうの夕方まで、

約2週間の間、

とある証券会社の営業の方からの

電話攻勢を受けていました。




その営業担当の方はとても性格も良い方ですし、

お若い女性の方でもあるので、

一生懸命営業してくださいますし、

まあ、わたしも会社員時代は営業をしていた身ですから、

わたしはその方がご案内くださる金融商品には

あまりノーを言ったことがありませんでした。





しかし...



夏に勃発した米国サブプライムローン問題により、

薦められる商品がことごとくハズレだったわけです。




相場は期待や予測とは無関係に動いてしまうものだし、

彼女が悪いわけではないし...




相場が若干持ち直してくると

手持ちのファンドでパフォーマンスが芳しくないものの

新商品への乗換えを提案され、

せっかく一生懸命調べてくれたのだからと

購入したとたんにまた下落相場に...




下落相場のときはほとんど連絡がなく

(怖いんだろうな〜)

相場が持ち直してくると、新ファンドへの乗り換えの提案。




これが幾度となく繰り返されているうちに、

含み資産は目減りしてくるし...




人がなんといおうと、

資産を管理するのは自分の責任なのだと決心し、

今年に入ってからは、

新商品を進められてもお断りし続けてきました。




ところが、今回は、

一度お断りしたのですが、

考え直して欲しいと再度打診され、

再び電話をいただいて、

またやんわりお断りしたものの...



三度目は、カウンセリングの準備をしているときに、

近くまで来たので立ち寄らせて欲しいという電話をいただき、

それはさすがにお断りしたのですが、

電話に出るのも苦痛になり...

(ウチの電話はナンバーディスプレイなので、

誰からかかってきたかわかるのです。)



家デンと携帯に交互に5回ずつかかってきた日にゃあ、

泣きそうになりました。



留守電に残っていたオススメのファンド名、

その証券会社のホームページを見たら、

おそらく社運をかけてやってるんだろうな〜、

ものすごく大々的に宣伝してたし...




担当さん、上司から絶対契約とってこいって

ガミガミ言われてるんだろうなあ...

かわいそうだなあ...



でも、他人を気遣いすぎるあまり、

自分が犠牲になって損をするっていう人生のパターン、

もうやめたいし。






そんなことをつらつら考えていたら、

とある女性のことが頭をよぎりました。



「3月○日と○日に東京に行きます。よろしくお願いします。」

と某SNSのわたしの日記のコメント欄に書き込みがありました。



2月のはじめのことでした。

(ちなみに某SNSとは、mixiではございません^^)




この方はもともとクライアントさんとして

わたしとSolarくんのセッションを受けに来てくださっていた方でした。



遠方にお住まいの方で、

わざわざ東京まで出てきて

セッションを受けに来てくださった方なので、

とても大切に思っている方なのですが...




秋に一度、来るとおっしゃっていて

結局その後ご連絡がないまま...

ということがあったのです。



で、彼女がいらっしゃらなかった日時には、

ほかのクライアントさんからも

お問い合わせを受けており、

わたしはそれをお断りして、

その方のために空けておいたのでした。





で、今回は、それは繰り返したくないので、

その方にわたしの方から確認のためのメールを入れてみました。



現在のわたしのスケジュールや予約状況のご案内、

どの種類のセッションをご希望なのかの確認、

各セッションにかかる時間の見積もり云々。



しかし、そのメールを入れた後も

3週間ほどナシのつぶて。



でもわたしがそのSNSの日記を更新するたびに

しっかり足跡がついていて、

その足跡をみるたびに、

「???」な気持ちになってきました。




わたしは、最大多数の方に情報を発信するために、

複数のSNSに登録しており、

日記の更新もけっこうマメなほうです。





言葉は悪いけど、

情報のタダ取りをされて、

時間やエネルギーをとられるわりには、

肝心カナメの結果を生まない、

つまり、自分の時間とエネルギーを

十分に尊重してもらえていないような、

なんともいえない複雑な気分になってきました。




Solarくんに話しても、

Solarくんは女の子に甘いし、

「キミがそんなJudgementalな(批判がましい)

エネルギーを出しているから、彼女を遠ざけているんだよ。

彼女にはわかるんだよ。

エネルギーに敏感な女性だから。」と

逆に怒られる始末。




正直、泣きそうになりました。





あなたはいいわよね。




セッションの告知をしたり、

ご連絡をいただいたクライアントさんと連絡を取って

スケジュール調整したり、

予約や入金の確認をしたり、

道案内をしたり、

面倒なことは全部わたし一人でやって、

あなたはクライアントさんの前に姿を現して、

クライアントさんにイイ顔してればすむもんね。



それでアナタはクライアントさんからヒーロー扱いだもんね。




それでわたしが、実はこういう問題を抱えているのとシェアすると、

わたしがしていることをちっとも評価してくれないばかりか、

あげくのはてには、

キミが批判がましいエネルギーを出しているから

彼女を遠ざけているだなんて。




別に自分がやっていることを評価してほしいとまでは言いませんよ、

だってプロの仕事としてやってるんだし。



だけど、わたしが欲しいのは、

おまえが出してるエネルギーが悪いからクライアントさんを遠ざけるんだ

っていう批判じゃなくて、

問題解決のための協力なのよ。




正直、

ちっとも理解されていないし、

サポートされていないし、

報われていない気分になりました。









ううむ...



でも、いずれにせよ、

このエネルギーがうまくいかない原因なのはわかった。




どうにかせねば。



しかし、きっとどこかに答えはあるはず。














さて、

くだんの証券会社の営業の方からの

電話攻勢を受けているうち、

とあることに気がつきました。





わたしの思いとしては、

この営業担当の方はとてもいい方ですし、

大変そうだから助けてあげたいのはやまやまです。



でも、かといって、

なんでもかんでも応えてあげられません。



折り返しこちらから電話でもして、

キッパリお断りすればいいのかもしれませんが、

そこはわたしも苦しいのです。





この気分。



そう、コレよ、コレ。





営業担当の方がわたしに対して感じている感情、

たぶん、わたしが今、

このクライアントさんに対して感じている感情と一緒だろうな。



そして、

わたしがこの営業担当の方に対して感じている罪悪感、

きっとクライアントさんも同じように感じているに違いない。







かといってわたしが、

この営業担当の方を助けるために、

望まない金融商品を買い付けするのは真実ではない。









【結論】


わたしは、このクライアントさんへの

心理的執着を手放すことにしました。



連絡がこなかったらこなかったで、

東京在住のほかのクライアントさんと同じように

接することに決めました。



正式なお申し込みをいただかないうちに

ほかの方からの予約が入ったら、

お受けする。



あるいは、

自分が参加したいワークショップがあれば、

さっさと申しこむ。




わざわざ遠方から来てくださるからと

知らないうちに特別扱いしていたようです。



この特別扱いも、

交通費をかけて遠方からくるんだから、

配慮してほしいというクレームを受けたくなかったからです。



そして、Solarくんからも、

彼女は遠路はるばる来るんだから、

どうして大切にしないんだと

温かい配所ができない女だと思われるのがイヤだったのです。



つまり、わたしはイイヒトをやめられなかったということです。




もうコレはスッパリやめることにしました。








そして、この営業担当の方に、

許しを送ることにしました。









【結果】

これを決めたとたん、

くだんのクライアントさんから、

予約フォームから正式な予約が入りました(驚)










心理的な執着を手放すと決意して、

わずか5分後のことでした。














by レイキ伝授のこのはなさくや













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レット・ゴー(手放す)へのコメント
こんにちわ
船橋のドラえもん@マイミク募集中です


そうですね
執着を開放してやると
上手く行きますね


その執着が
逆に
マイナス方面へ
引っ張っていたのでしょうね


心を込めて
応援Ω
Posted by 船橋のドラえもん@マイミク募集中 at 2008年03月06日 14:23
船ドラさん、いつもありがとうございます。

執着を手放すことは、お釈迦様がおっしゃるくらいですから、

はじめは多少難しくとも、

その恩恵は大きいのだろうと思います^^
Posted by このはなさくや at 2008年03月08日 01:03