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このはなさくやです。
11月の第4木曜日は、
アメリカでは「Thanksgiving Day(感謝祭)」と呼ばれる日です。
クリスマスやハロウィーンほどには知られていませんが、
アメリカのもっとも美しい習慣であると
わたしは感じています。
感謝祭の由来についておはなししましょう。
1620年、信仰の自由を求めて、
イギリスからメイフラワー号にのって
102人の清教徒たちの一団が、
アメリカのプリマスに到着しました。
ピルグリム・ファザーズと呼ばれる人々です。
*Pilgrim Fathers(巡礼の父祖)
彼らがプリマスに到着した1620年の冬は大変厳しく、
大勢の死者が出ましたが、
近隣に居住していた北米先住民ワンパノアグ族の助けにより
生き延びることができました。
白人である彼らが蔑視し敵対していたはずの先住民たちです。
翌1621年の秋は、とりわけ収穫が多かったため、
ピルグリムファーザーズたちは、
いのちの恩人であるワンパノアグ族の人々を友として招待し、
ともにご馳走をわかちあい、
神の恵みに感謝をささげたといわれます。
これが、感謝祭のはじまりと伝えられています。
一年でもっとも人の心がやさしくなる日。
きょうあなたは、誰に感謝をつたえますか?
誰を許しますか?
誰に対するこだわりを手放しますか?
このはなさくや
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