母国語はもちろん日本語ですが、
第一外国語のフランス語、第二外国語の英語のほかに、
フィンランド語、ロシア語、セルビア・クロアチア語、ポーランド語
といった具合で、
ヨーロッパでもどちらかと言えば辺境の地で、
寒々とした地域の言語を好んで習得しました（笑）
寡黙であることが美徳とされる日本人に比べ、
ヨーロッパ文化圏ではとにかく話して書いて歌って踊って奏でて描いて．．．
とにかくありとあらゆる方法で自己表現することが美徳とされます。
一定の期間欧米で生活をした人ならご存知でしょうが、
欧米では寡黙であることは美徳どころか、
しばしば知性の欠如であるとみなされることがあるようです。
わたしはフランス語が第一外国語ですので、
当然のことながら中世から現代までのフランス文学には、
一般の人よりはかなり精通しているのではないかと思います。
フランスといえば恋愛の国。
当然のことながらフランス文学も男女間の恋愛を扱ったものが多いです。
で、フランスの小説や映画、
そして、実際にフランスという国で生活してみて、
ほかの欧米諸国とあきらかにちがうと気づいた点がひとつあります。
フランスにおける恋愛の勝者は、
必ずしも美男美女ではないということ。
通り一辺のハンサムや美女よりは、
「自分は自分！」と主張する強烈な個性の持ち主たちが、
恋の勝利者になっているケースが以外に多く、
とくに男性は、むしろ醜男の部類に入るような、
目がぎょろりとしていたり大きなワシ鼻を持つ人々が、
なぜかこれまた正反対のタイプの、
いわゆる美女とよばれる類の女性たちのハートをわしづかみにしてしまう、
こういったケースは珍しくも何ともありません。
現代フランスの著名な俳優たちを考えればすぐわかると思います。
ジャン＝ポール・ベルモンド
ダニエル・オートゥイユ
ジェラール・ドパルデュー
ジャン・レノ
セルジュ・ゲンズブール（彼は作曲家だが）
リシャール・ボーランジェ
比較的若手では、
クリストフ・ランベール、イヴァン・アタル
こんな感じでしょうか？
そして醜男が美女のハートをつかんだという古典的作品といえば、
エドモン・ロスタンの戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」。
彼は17世紀に実在したフランスの剣豪、作家、哲学者、理学者です。
シラノは大きな鼻をもつ醜男で美女ロクサーヌに恋をします。
しかし、ロクサーヌがこころ惹かれている相手は、
クリスティアンというハンサムな青年です。
世間知らずで初心な乙女であるロクサーヌは、
クリスティアンの外見にころっとだまされてしまうのです（笑）
一方クリスティアンもロクサーヌを憎からず思っているのですが、
見てくれはいいけれども頭脳がイマイチなクリスティアンは
どうやってロクサーヌにアプローチしてよいのわからないのです。
嫉妬の炎に焼かれながらも、心根のやさしいシラノは、
最愛のロクサーヌがクリスティアンと結ばれるよう、
手を貸すことに決めたのでした。
どうやって？
クリスティアンになりすまして、
ロクサーヌあての恋文を書き続けることによって。
それを知らないロクサーヌは、クリスティアンにどんどん恋をしてしまうのです。
そしてついには、激情に駆られたロクサーヌは、このように告白します。
「愛するクリスティアン、
わたしは決して、あなたのハンサムな外見に恋したのではないわ。
あなたがわたしあてに「書いた」数々の手紙。
その手紙の内容が伝えてくれたあなたの人柄です。」
かくしてなにも知らないロクサーヌはクリスティアンと結ばれるのですが、
見目かたちではなしにその情熱あふれる美しい言葉こそを愛したのだという
その当の本人が、
実はシラノであったことを知るのは、
シラノが不慮の事故で息を引き取る間際のことだったのでした。
これが、戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」のあらすじです。
悲恋の物語です。
さて、わたしがよく知っている人物に、
現代のシラノと呼ぶにふさわしい人物がいます。
彼は文章で生計を立てているプロのライターです。
彼の書く文章はピカイチです。
この現代のシラノはわたしと同じ人物を師匠と仰いでいます。
読んだ人は涙を振り絞らずにはいられないと言われる、
わたしのメールセミナーが出来上がった影には、
わたしがお金を払って文章の添削指導をお願いした師匠が存在したことは、
なんどかお話ししたかもしれませんね。
現代版シラノは、師匠の右腕、懐刀と呼んでもいいくらいの腕前で、
文章だけで何百万、何千万と稼ぐ実力の持ち主です。
で、現代版シラノがいれば、当然のことながらロクサーヌもいます。
これまたわたしのよく知っている女性で、
女優の松坂慶子さんにおもざしのよく似た、
見目麗しいたおやかな美女です。
で。
現代版ロクサーヌ。
彼女にアプローチしている男性は一人や二人ではなかったのです。
ですが、現代のシラノ、
身を隠して他人のラブレターを代筆するようなネクラなことをせずに、
せいせい堂々とロクサーヌのハートを射止めましたよ♪
この前、二人揃ってめでたくカップルになったご報告をしてくださいました（笑）
ロクサーヌを射とめてからのシラノ。
以前にもまして仕事の腕をメキメキと上げているようです。
彼のコピーライティングには、
どんなに疑い深くて乗り気でないお客さまも、
次第次第に釣り込まれてハートをぐいぐいとつかまれ、
しまいには喜んでお財布を開いてしまう．．．
まさに「魔法のコピーライティング」なんですね。
「売れる文章を学んでみたい！」
「ムリ目の人のハートをこそ揺さぶって、キミがほしい！と言わせてみたい！」
というチャレンジ精神旺盛の方向けに、
現代版シラノ、無料テキストを書きあげてくれました。
わたしのメルマガやブログを読んでくださる読者さんたちにも、
ご紹介させていただいてかまわないと許可をもらいましたので、
こちらでご紹介させていただきますね。
【注意その� �
このシラノのテキストは、もともと、
インターネットビジネスで売れる文章を書きたい人向けに書かれています。
ですから、もしあなたがこのテキストをご自身の恋愛に応用したいのであれば
読み替えをしていただかなければなりません。
たとえば．．．
「今すぐに初報酬を得られるとしたら．．．？」
↓
「今すぐに意中の男性のハートをつかむことができるとしたら？」
「あなたも今日から脱初心者」
↓
「あなたも今日から脱・恋愛ベタ」
といった具合にです。
いいですか？
ビジネスもコミュニケーション。
恋愛もコミュニケーション。
的確な自己理解、そして自己表現能力です。
決して、
「ビジネスのことだから、わたしの恋愛とは関係ないわ。」
とは思わないでください。
【注意その�◆�
このシラノの文章力の真骨頂は、
今回ご紹介するテキストもさることながら、
テキストを請求したあとに送られてくる、
フォローアップのための無料メールセミナーです。
百戦錬磨のコピーライターによる、
億万長者に喜んで財布を開かせる文章力の秘密を知りたかったら、
途中で解除しては絶対にダメです！
この無料メールセミナーは最終回まで必ず読み切ってください！！
というわけで、こころの準備はよろしいでしょうか？
では、ロクサーヌを射とめたシラノの文章の秘密。
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このはなさくや
P.S.
こころに訴えかける文章は、単に感情多岐な文章とは違います。
緻密に計算しつくされた建築物のような側面があります。
緻密に計算しつくされた文章だからこそ、
こころを揺さぶるのです。
こころを揺さぶられてうれしくない男性はいないはずです。
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